カスタムROMをroot化する方法
今回は「Redmi Note 7にPixel Experienceを導入する方法」で作ったRedmi Note 7をroot化する方法について解説していきます。
下準備
root化するために必要なファイルをダウンロードしておきましょう。
またダウンロード以外にもインストールしたOSのboot.imgが必要になりますので、これも合わせて解説していきます。
boot.imgを用意
「Redmi Note 7にPixel Experienceを導入する方法」でROM焼き時に使ったzipファイルを解答します。
その中にboot.imgがあるので、わかりやすい場所に移動させておきましょう。
ダウンロードファイル
root化するために必要なMagiskのapkファイルをダウンロードします。
執筆時点ではv25.2でした。
またroot化しても各アプリにroot化を見破られては不都合です。したがってroot化検知対策用のsafetynet-fixもダウンロードしておきましょう。
執筆時点ではv2.3.1でした。
Magiskをインストール
MagiskのapkファイルとカスタムROMのbootイメージを端末に移動させ、まずはMagiskをインストールします。
bootイメージの上書き
Magiskを正常動作させるためにbootイメージを焼き直していきます。
Magiskは必ず~の箇所はさっさと隠しましょう。
インストール済がなしになっているので、ここを修正していきます。
まずはインストールをタップしましょう。
オプションは変更せず次へを選択して大丈夫です。
バッチするファイルの選択をタップします。
端末内に転送しておいたboot.imgを選びます。
bootイメージを選んだらはじめるをタップしましょう。
成功するとAll done!と表示されます。
新しく作成されたbootイメージがDownloadフォルダにあるので、これをPCに移動させます。
bootイメージをPCに移動後、スマホをFastbootモードで再起動、以下のコマンドを入力してbootイメージを上書きします。
fastboot flash boot 「PCに移動したbootイメージ」
スマホを再起動し、Magiskを開きます。インストール済と表示されていたら成功です。
Magiskを隠す
この時点でroot化できていますが、このままでは各アプリにroot化していることがバレてしまいます。
そこでroot化を隠蔽するのですが
- Magiskのパッケージネームを変更
- Safety-netのパスを通す
- ZygiskのDenyListで各アプリごとにroot化を隠す
今回は1.Magiskのパッケージネームを変更と2.Safety-netのパスを通すの2つを解説していきます。
3.ZygiskのDenyListで各アプリごとにroot化を隠すについては
ZygiskをOnにしてDenyListを適用、あとは各アプリごとにDenyListに追加するのですが、現時点はMagisk以外のアプリをインストールしていないので、ここでは割愛いたします。
歯車アイコンから設定を開きます。
Magiskアプリを隠すをタップします。
Magiskにインストール権限を与えたら
お好きな新しいアプリ名を入力しましょう。
ホーム画面に新しいMagiskが追加されましたが
アプリ一覧にMagiskはありません。代わりに先ほど作成したmgskというアプリが見えます。
これでパッケージネームの変更が完了しました。
Safety-netのパスを通す
Googleサーバーとの通信でもroot化を隠蔽していきます。初めにダウンロードしておいたsafetynet-fixを用意して、スマホ内に転送してください。
Magiskを開きモジュールタブに切り替えます。
ストレージからインストールをタップして
safetynet-fixのzipファイルを選択しましょう。
成功すればdoneと表示されるので、仕上げに再起動です。
YASNAC - SafetyNet Checkerを使って確認した画像です。このようにResultがどちらもPassと表示されていればsaftenetに問題ありません。
以上でMagiskを使ったroot化の解説は終わりです。他の機種も同じ方法でroot化できるので、ぜひ色々なスマホでroot化を試してみてください。
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